マメパト徹底解説
ハートの描かれたハト
マメパトは、都市や広場、公園と結びつくハトやキジバトをもとにしている。普通のハトと違うのは、くちばしの上と腹部にあるハート形の模様だ。このデザインには日本語の言葉遊びもあり、鳩、hatoは「ハト」を意味する一方、ハート、hātoは「心臓」や「愛情」を意味し、発音もよく似ている。
英語名は、モデルになった鳥に関係する2つの語、「pigeon」と「dove」を組み合わせたもの。日本語名のマメパトは、「マメ」という小さなものを指す語と「ハト」を合わせている。公式分類の「こばとポケモン」は、その大きさと幼い見た目を表しており、ハートの模様が親しみやすい性格を視覚的に強調している。
イッシュ地方の都会の鳥
マメパトは第5世代で、イッシュ地方の生き物として初登場した。図鑑の説明は、いくつかの角度から同じ特徴を繰り返している。人間のそばで暮らし、公園や広場に集まり、人の接近を受け入れ、命令されると気が散る。賢くも危険でもない鳥として描かれており、特徴は人を信頼することと、あまり当てにならない記憶力だ。
世代が変わってもノーマルとひこうのタイプ、進化系統、かぜおこし、なきごえ、でんこうせっか、エアカッターなどの技を保っている。『ポケットモンスター ソード』『ポケットモンスター シールド』では、はねやすめ、みきり、おいかぜといった補助技も使える。系統の成長はわかりやすく、まずハトーボーで物理面を強化し、その後ケンホロウで成鳥の姿になる。
冒険中の活かし方
通常プレイでは、マメパトの攻撃を活かし、でんこうせっかやそらをとぶのような物理技で進められる。一方、エアカッターやエアスラッシュは特殊側を補う。でんこうせっかは弱った相手のとどめに使いやすく、はねやすめはHPの回復に役立つ。おいかぜは戦闘の流れを変えて味方を支援でき、ちょうはつも状態異常技に頼る相手への対策になる。
優先すべきは進化だ。レベル21までは能力値が控えめで、特防も30しかないため、特殊技や、いわ、こおり、でんきタイプの使い手との戦いは避けたい。はとむねは防御低下を防ぐが、火力や素早さの問題まで解決してくれるわけではない。きょううんは、チームが何度も攻撃する機会を作れるようになってから価値が上がる。とうそうしんを使うなら、相手の性別にも注意したい。
群れ、記憶、喧騒
図鑑は、かなり具体的な社会性を描いている。1匹にエサを与えると、何百匹も集まることがあるという描写だ。これによって都市部での生息や、序盤のエリアに多い鳥としての立ち位置が説明されている。大きな群れを作る一方で、さっき受けたばかりの命令を忘れてしまう個体という対比が、性格の土台になっている。
マメパトは、ポッポ、ムックル、スバメのような序盤の鳥ポケモンの系譜に属するが、ハート形の模様と抜けた性格が個性になっている。進化も複雑なテーマの変化を狙ったものではなく、都会の小さなハトから成鳥へ移っていく形だ。3段階すべてでノーマルとひこうのタイプを保っている。