ツツケラ徹底解説
オオハシのくちばしを持つキツツキ
デザインの出発点はキツツキ、なかでもエボシクマゲラだ。冠羽、長いくちばし、木に穴を開ける習性がそのイメージを支え、最終進化形のドデカバシではオニオオハシへの明確な参照が加わる。ツツケラは、くちばしを使った作業から鳥そのものの大きさや力強さへと焦点を移していく一家の、小型の段階として機能している。
日本語名のツツケラは、つつくことに関係する語のつつきと、キツツキを指す語の「けらつつき」を組み合わせたもの。英語名は、くちばしでつついたり打ったりする動作に関係するpickとpeckを軸にしており、キツツキ属の学名であるPicusを dodatkに連想させる可能性もある。
短い進化系統
ツツケラは第7世代に登場し、その世代で最初に公開された新種のひとつだった。進化の流れは単純かつ速く、レベル14でケララッパ、レベル28でドデカバシに到達する。3匹ともノーマル・ひこうタイプを保つため、ゴーストとじめんの無効、むしとくさへの耐性、でんき・こおり・いわへの弱点も、最初から系統全体に共通している。
第8世代では登場しなかった。第9世代では『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』に登場し、アローラ時代のわざ構成を取り戻したほか、はたきおとす、おいかぜ、ブレイブバード、テラバーストといった新世代の選択肢にもアクセスできるようになった。
スキルリンクがもたらすもの
もっとも分かりやすい組み合わせは、スキルリンクとタネマシンガンだ。この特性は連続技の攻撃回数を増やし、1発あたりの威力が低い25の技を、いわタイプへの交代を咎められる道具に変える。専門のアタッカーの代わりにはならないが、リトルカップではツツケラに明確な役割を与えられる。
通常のプレイでは、レベル1のつつくとレベル15のついばむが序盤の進行をしっかり支える。レベル27でドリルくちばしを覚え、レベルアップで覚えるひこう技としては最高の攻撃手段になる。レベル19から使えるはねやすめは、かなり低い耐久を補う助けになる。はがねタイプの相手にはニトロチャージやねっぷうで攻撃範囲を広げられるが、とくこうが30しかないため、後者の選択肢には限界がある。
交代戦に耐えられない鳥
役立つ数値は75のこうげきと65のすばやさだ。35のHPと、30しかない3つの防御系数値では、等倍の攻撃を何度も受けながら場に出続けることはできない。味方が相手の交代を誘ったあとに繰り出す、とんぼがえりでテンポを維持する、おいかぜを展開してから耐久をさらすといった動きが望ましい。
するどいめは命中率を下げられなくするが、火力や耐久の問題までは解決しない。ものひろいは道具を見つけるのに役立つものの、攻撃面で個性を出せるのはスキルリンクだ。進化させずにリトルカップで使うかどうかは、早い段階で有用な技を覚えられることと、タネマシンガンを専用特性と組み合わせられること、この2点で決まる。