メグロコ徹底解説
地中を泳ぐワニ
デザインの中心にあるのはワニの幼体で、細い口先を持つワニ類やカイマンを思わせる特徴もある。目の周りの黒いマスクが、メグロコを現実のワニとは違う存在にしており、ほぼ全身を砂に埋め、周囲を把握するために必要な部分だけを外へ出す行動にもつながっている。砂の中を泳ぐような移動は、軟らかい地面を泳ぐように進むことで知られるサンドフィッシュスキンクとも結びつく。
英語名は sand(砂)と crocodile(ワニ)を組み合わせたもので、sandal(サンダル)も連想させる。日本語名のメグロコは、黒い目に由来する。分類の「さばくワニポケモン」も、同じイメージをそのまままとめたものだ。
かみつきに特化した最初の段階
メグロコの進化系列は、非常にわかりやすい成長曲線で組み立てられている。最初の段階からこうげきは72あり、早い段階でかみつく、あなをほる、その後はかみくだくも使えるが、ぼうぎょととくぼうが35しかないため、長期戦はできない。ワルビルは攻撃重視の方向性を保ち、ワルビアルになると上級者向けのチームにも組み込みやすい規模になる。
最初の進化がレベル29というのは珍しく、初めて育てると多くのプレイヤーが予想するより早い。冒険中に系列全体を完成させたいなら、進み具合を確認せずに長く手持ちへ入れ続けないほうがいい。2回目の進化には、ワルビルでレベル40まで上げる必要がある。
じしんかじょうを勝ち筋にする
リトルカップでのメグロコの動きは単純だ。反撃されにくい相手に繰り出し、1匹倒してじしんかじょうでこうげきを上げる。じしんとかみくだくで2つのタイプを攻められ、相手が交代を強いられればつめとぎでさらに圧力を高められる。とはいえ、最初の1匹を倒せないことも多い。攻撃的なチームではみず、くさ、かくとうが頻繁に採用され、先制技もこの低い耐久を特に厳しく攻めてくる。
いかくなら物理アタッカーを相手に、少し余裕を持って繰り出せるが、連続撃破の力は落ちる。いかりのつぼは急所に当たって初めて発動するため、主軸にはできない。通常の冒険で最も実用的なのは、弱った相手にぶつける役割に絞り、直接攻撃を受けさせないことだ。
砂、死骸、黒いメガネ
図鑑の説明には、意図的な矛盾がある。獲物を捕らえるとされる一方で、狩りが下手なため死骸を食べざるをえないとも説明されている。そこから「砂漠の掃除屋」という呼び名が生まれた。砂は単なる舞台ではなく、身を隠し、体温を保ち、油断した相手へ近づくためにも使われる。
世代を重ねるにつれて、ちょうはつ、ステルスロック、あくのはどう、だいちのちから、シャドークロー、テラバーストといった道具も増えてきた。それでも、とくこうは35しかないため、これらの特殊技の多くは二次的な選択肢にとどまる。使う理由として今も重要なのは、じめん・あくの組み合わせ、じしんかじょう、そしてじしん、かみくだく、じだんだ、ストーンエッジを含む物理技の豊富さだ。