ボスゴドラ徹底解説
ボスゴドラ、つまり映画のボス
日本語名のボスゴドラは、「ボス」で始まり、「-ゴドラ」で終わる。この語尾は、コドラ(英語名Lairon)と共通している。コドラは、鉱山のトンネルを意味する「坑道」から来た「小(こ)」と、「ドラゴン」を組み合わせた名前だ。進化ライン全体が、鉱山の語根とゴジラの響きを土台にしている。灰色のプレートをまとった二足歩行の怪獣が山を縄張りにし、近づくものを踏みつぶすという姿に、これ以上ないほど合っている。英語名のAggronは別の方向だ。aggressiveとironを掛け合わせ、ボスのような最終怪獣という仕掛けではなく、描写の攻撃的な部分を残している。
あの180と、その代償
2つの能力値はセットで見るべきだ。防御180は、本当に硬い物理受けの中に入る。一方で特防60は、脆いポケモン側の数字で、HP70もその偏りを直してはくれない。等倍の物理技を相手にすれば必要なだけ耐えるが、並の特殊技なら2ターンで倒れる。そこに、かくとうとじめんが4倍――どちらも攻撃タイプとして非常に多い――という条件が加わる。壁なのに、2つの扉が開きっぱなしだ。
比較対象として分かりやすいのがハガネールだ。同じはがねタイプをじめんと組み合わせ、防御は200ある。ハガネールの弱点はほのお、かくとう、じめん、みずに変わるが、4倍弱点はない。ボスゴドラはその代わり、攻撃が110で、相手の85を上回る。役割分担は明快だ。より耐えるのが一方で、より強く殴り返すのがもう一方。
通常プレイでの使い方
与えるなら、いしあたまと反動技の組み合わせが最優先だ。レベル80のすてみタックルは威力120で反動がなくなり、鈍足のポケモンでも交代するたびに1回は大きなダメージを出せる。とっしんならレベル40から同じ役割をこなせる。レベル88のメタルバーストは、受けた物理ダメージを倍返しする技で、どうせ攻撃を受けるポケモンとの相性がいい。
わざマシンの技範囲は広く見えて、実際には引っかけだ。かえんほうしゃ、10まんボルト、れいとうビーム、なみのりを覚えるが、すべて特殊技で、特攻60では採用する価値がない。使えるのは、じしん、ストーンエッジ、ステルスロックだ。最後の技が最も目立たない使い道になる。繰り出して岩をまき、がんじょうで物理技を1発耐え、そのまま引く。
山というキャラクター
これほど図鑑の説明同士が一貫した種族は少ない。どの説明も、山、縄張り、監視について語っている。そのうち1つは、山火事のあとに木を植え直すという細部まで加えており、乱暴者を庭師に変えてしまう。はがねタイプが機械のように描かれがちな図鑑の中では、珍しいひねりだ。古代の王の兜も同じ方向を示している。狩る対象ではなく、まねる対象なのだ。
そして体重がある。360キロあれば、ヘビーボンバーで軽い相手に本格的なダメージを出せるし、ヘビーメタルなら計算上の体重が2倍になる。データ欄の数字が、そのまま技の威力に変換される珍しい例だ。