アオガラス徹底解説
成長途中のカラス科の鳥
アオガラスのデザインは、イギリスに生息するカラス科の鳥をもとにしており、ニシコクマルガラスやハシボソガラスを思わせる要素がある。羽毛の青色は、カケスのような青みのあるカラス科の鳥にも近い。顔のまわりを囲む暗い冠羽は仮面として機能し、小さな姿の ココガラ から アーマーガア のよろいへ移り変わる途中の段階を示している。
知能の高さは、飾りのような説明にとどまらない。図鑑では、脚で小石をつかんで投げることや、ロープを使って相手を動けなくすること、道具の使い方をすぐに学ぶ能力が語られている。物を使って問題を解決する鳥からの着想に合っており、翼やくちばしだけに焦点を当てないデザインにもつながっている。
見習いを表す名前
英語名のCorvisquireは、カラス科の鳥に関係する「corvid」と、見習いの従者や小姓に結びつく「squire」「esquire」を組み合わせたもの。最終進化が表す騎士の段階より前にいる種族だと、名前の時点で示している。進化ライン全体にもこの流れがあり、ココガラは初心者、アオガラスは戦いを学ぶ段階、アーマーガアはよろいをまとった戦士のイメージを担っている。
日本語名の アオガラス は、「青」を表す「ao」と、青いカケスに関係する要素、そして「カラス」を表す「karasu」を組み合わせたもの。英語名をそのまま訳した名前ではないが、色とカラス科の鳥という2つの中心的な要素は保っている。
変わったもの、変わらないもの
アオガラスはガラルとともに第八世代で初登場した。それ以前の本編ゲームには登場していない。第九世代ではパルデアでも見つかるようになったが、ひこうタイプ、進化ライン、特性、種族値配分は変わらず、種族としての特徴を保っている。
世代をまたいだ登場によって、ほかの地方の鳥ポケモンとの差もはっきりしている。過去のポケモンの別の姿でも、アーマーガアの変種でもない。小さな鳥からよろいをまとったカラス科の鳥へ進む進化ラインの中間として、最初から独立した種族として設計されている。
冒険中の活用法
進化するまでは、耐久型ではなく、すばやさを活かす物理アタッカーとして扱うとよい。つつくは序盤からひこうタイプのダメージを出せ、レベル34で覚えるドリルくちばしは、より安定した選択肢になる。レベル46で覚えるブレイブバードは攻撃性能を大きく高めるが、最終進化の直前に覚えるため、アオガラスのまま使い続けたい場合を除けば、進化を遅らせるほどの価値はない。
変化技に頼る相手にはちょうはつが有効で、とんぼがえりなら攻撃しながら交代して、いわ・でんき・こおりタイプへの弱点をさらさずに済む。するどいめは命中率を下げられなくするため、回避率を上げる技や命中率を下げる技を使うトレーナーとの戦いで便利。きんちょうかんの用途はより限定的で、相手のきのみを封じる効果に限られる。
じめんタイプの技を無効にできるため、そのタイプの攻撃に合わせて交代しやすく、かくとう・むし・くさタイプへの耐性も冒険中の繰り出しやすさにつながる。ぼうぎょ55とこうげき67という数値からも、まだ中間進化の段階だとわかる。このラインの自然な目標は、レベル38に到達して進化することだ。