ディアルガ徹底解説
時計の形をした鎧
ディアルガのデザインは、首の短い竜脚類と鉱物を思わせる鎧を組み合わせている。胸の宝石と体に走る青い線は、ダイヤモンドと時計の針を連想させ、時間との結びつきにも合っている。はがねタイプもこの解釈を強めている。偶然、金属に覆われた生き物というより、古く、簡単には変えられない力を物質的な姿にした存在に見える。
名前は日本語、英語、スペイン語のいずれでもDialgaのままだ。日本語ではディアルガと書く。国際的な名前はこの表記をローマ字化したもので、各言語向けに別の形へ変えられてはいない。スペイン語への翻訳では、algaという語に似ていることから名前の変更も検討されたが、最終的にはDialgaが維持された。
シンオウの神殿からオリジンフォルムへ
ディアルガは第4世代で登場し、シンオウの中心的な神話の中で、アルセウス、パルキア、ギラティナと結びつく存在として描かれた。物語上の役割は一貫して時間に関わっている。過去や未来を表すだけでなく、世界の時間の流れそのものを支えている。
後の世代では、この設定がさらに広げられた。『Pokémon LEGENDS アルセウス』では、鎧をまとった恐竜というより神性を持つ生き物に近い、より奇妙な体つきのオリジンフォルムが登場した。体の構造が高くなり、手足が変化し、結晶のような形が加わったことで、アルセウスに近い姿になっている。『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』では、だいこんごうだまによって2つのフォルムを切り替えられる。ときのほうこうの仕様もゲームによって調整されており、『Pokémon LEGENDS アルセウス』では再び行動できるまで待つ必要がなくなり、使用者の行動順が遅くなる効果に変更された。
パルキアとの対比
パルキアとの比較は避けられない。2匹はシンオウ神話の中心を構成しているからだ。ディアルガは制圧力と耐久力に寄っており、ぼうぎょは120、とくぼうは100で、はがねタイプによって多くの攻撃を受けて場に出られる。パルキアが別種の脅威を体現するのに対し、ディアルガは攻撃を1発耐えてから、非常に強力な特殊技で反撃することを軸にしている。
その耐久力には代償もある。じめんとかくとうは2つのタイプに対して効果抜群で、すばやさ90では、サポートなしに素早いアタッカーと張り合うのは難しい。また、冒険の途中で限界を超えるための進化も存在しない。オリジンフォルムによって見た目や能力の配分の一部は変わるが、同じ種族であることに変わりはない。
行動するターンの使い方
バトルでは、ディアルガを攻撃役にするのか、味方を支える役にするのかを早めに決めたい。ラスターカノンとりゅうのはどうは、より扱いやすい主力技になる。ときのほうこうは、次のターンに動けなくなることを考えてもダメージが見合う場面まで温存したい。だいちのちからは、はがね技とドラゴン技に耐えるはがねタイプへの対策になり、ダブルバトルではまもるで相手の反応を見やすくなる。
プレッシャーは、ディアルガを何度も繰り出したり、相手にPPの少ない技を使わせたりすると価値が上がる。テレパシーがあれば、範囲攻撃を持つ味方と組ませるときの使い方が変わり、味方の攻撃によるダメージを受けなくなる。通常の冒険では、相手がじめんやかくとうへの対策をすでに見せたあとが、ディアルガを出すのに最適な場面だ。そうした脅威が残っているなら、早い段階でディアルガを出すことで、せっかくの高い耐久力が、相手に簡単に削られるだけのHPの貯金になってしまう。