ニャローテ徹底解説
ポンチョの下に仕掛けを隠すネコ
デザインの出発点はネコで、イエネコとイベリアオオヤマネコを思わせる特徴がある。首元から垂れた毛は植物でできたポンチョのように機能し、つるを隠している。しまっているときの花は、胸元に留めた飾りのように見える。つぼみはただの装飾ではない。重りとして相手をたたくために使われ、つるそのものも、だましや素早い動きで戦うポケモンという印象を強めている。
その姿には、いたずら者の典型も取り入れられている。脚の模様はブーツのように見え、いたずら好きな振る舞いは『長靴をはいた猫』を思わせる。また、隠していた武器を取り出す仕草は、手品のようなトリックにもつながる。この組み合わせによって、単なる植物の生き物ではない、くさタイプのネコになっている。
花、ネコ、そして日本語の芽
Floragatoは、花や植物を意味する flor または flora と gato(ネコ)を組み合わせた名前で、つぼみとネコらしい姿にそのまま対応している。日本語名のニャローテ(ニャローテ)は、ネコの鳴き声を表す擬音語「ニャー」と、若い植物や芽を指すスペイン語のbroteを取り入れている。英語名に含まれていた花とネコのイメージを、日本語名でも保っている。
種族の歴史では短い一段階
『ポケットモンスター スカーレット』と『ポケットモンスター バイオレット』で、第9世代のポケモンとして初登場し、それ以前の世代には存在しなかった。そのため、種族値や特性、技が異なる旧バージョンと比較することはできない。ニャオハの成長過程に結びついた役割を持ち、小さな幼体から、つるを器用に扱う直立した姿へ変わっていく。そしてマスカーニャになると、あくタイプが加わる。
本編シリーズの図鑑説明では、見た目だけではない2つの特徴が示されている。毛の硬さが気分によって変わることと、つぼみを武器として使うことだ。つるを使って物やポケモンを引き寄せる姿も描かれており、単純にたたくだけではない使い道がある。
進化前に生かす方法
通常のプレイでは、素早さの83を使って多くの相手より先に動き、攻撃の80でタネばくだんを仕掛けるとよい。くさに耐性を持つ相手や、ほのお、こおり、むし、どく、ひこうで弱点を突いてくる相手が出たときは、とんぼがえりが使いやすい。かみつくは、くさ技の通りが悪い相手への対策になり、つめとぎは、相手から反撃されにくい場面で攻撃に備える1ターンを作れる。
特殊型も不可能ではないが、自然なのは物理型だ。特攻の60は攻撃より低いものの、エナジーボールやリーフストームは、特定の隙を突くには十分な威力がある。へんげんじざいは読み合いを重視する構成に向き、しんりょくは冒険中に使いやすく安定した方針を与えてくれる。素早さの努力値を2得られるため、最も優れた攻撃性能を維持することを重視した育成にも向いている。