キリンリキ徹底解説
逆から読んでも同じ名前
Girafarigは回文になっている。日本語のキリンリキも同じで、どちらも偶然そうなったわけではない。動物の両端に頭があるように、名前も中央で折り返す構造になっている。日本語のキリンは「giraffe」、リキは「力」を意味し、念力にも使われている要素だ。英語とスペイン語では「giraffe」を切り詰めて、反転させている。
進化すると、この冗談は崩れる。リキキリンは名前の音節を反転させるのであって、鏡写しにはしない。2つの頭を持たなくなった瞬間に、回文でもなくなる。
尾が勝手に判断する
4つの図鑑説明は、表現を変えながら同じ仕組みを説明している。後ろの頭は考えず、反応する。視覚ではなく、においや音に反応し、その反応は基本的に噛みつくことだ。背後から近づくのは危険だと、説明文はトレーナーにはっきり警告している。
面白いのは、眠らないこと。本体は眠るが、そのあいだ尾が見張り役になる。完全に意識を失うことがない動物だ。図鑑では長所として扱われているが、通常特性がせいしんりょくでひるまないことや、もう一つの特性がはやおきで眠っている時間を半分にすることも、同じ設定から説明できる。
ジョウトの四足歩行ポケモン、誰も使わなかった
第2世代では、ジョウトの道路に大型の草食動物が何種類も配置され、キリンリキはそのほとんどの後塵を拝した。オドシシは同じ地方のシカで、タマゴグループも近いサイズも共通しているうえ、攻撃はかなり高い。地方のエスパータイプで比べても、ネイティオは特攻95に加えて、役に立つひこうタイプを持っている。
スカーレット・バイオレットのわざマシン一覧は、キリンリキに起きた最高の出来事だ。ワイドフォースとサイコフィールドが入り、直接組み合わせられる。フィールドが有効ならワイドフォースの威力は80から120に上がり、ダブルバトルでは相手2体を攻撃できる。さらに、受けた相手の回復を封じる威力75のサイコノイズもある。どちらも、このポケモンが登場した当時には存在しなかった技だ。
パワースワップ、ガードスワップ、その他の変わり種
レベル1では、ほとんど誰も注目しない技を2つ覚える。パワースワップは相手と攻撃の能力変化を入れ替え、ガードスワップは防御の能力変化を同じように入れ替える。防御と特防が65ずつの体で使えば、後者は遅くて重い相手から鎧を奪い取るような、ひねくれた手段になる。ほとんど成功しないが、決まったときは1ターンで勝敗の持ち主が入れ替わる。
レベル41のバトンタッチもある。かつては、キリンリキを採用する理由そのものだった。わるだくみ、こうそくいどう、ドわすれを積み重ね、そのすべてを別のチームメンバーに渡す。構築全体がターンを耐えることを前提にしているが、HP70と防御・特防65ずつでは、その前提が無理だと分かる。