ポケモン図鑑に戻る
ブーピッグの公式イラスト

#0326

ブーピッグ

Gen III

あやつりポケモン

エスパー

図鑑データ・X

くろしんじゅで サイコパワーを つよめ きみょうな ステップで あいての こころを あやつるぞ。

高さ
0.9 m
重さ
71.5 kg
基礎経験値
165
経験値タイプ
速い
捕まえやすさ

60/255普通

なつき度

70/255

種族値

HP80こうげき45ぼうぎょ65すばやさ80とくぼう110とくこう90
HP
80
こうげき
45
ぼうぎょ
65
すばやさ
80
とくぼう★
110
とくこう
90

合計 470

高い

獲得努力値 +2 とくぼう

実数値の範囲 (個体値 0–31・努力値 0–252・性格補正込み)

最小最大
HP140187
こうげき45106
ぼうぎょ63128
すばやさ76145
とくぼう103178
とくこう85156
合計512900

ブーピッグとは

上に乗っている黒い真珠は、アクセサリーに見えて機械だ。額に小さいものが2つ、腹の上に大きくて平たいものが1つ。そこからサイコパワーを増幅し、ポケモン図鑑の説明はいつも同じ手順を繰り返す――奇妙なダンス、動きを拾う真珠、そして完全に心を操られた相手。力を無理に引き出すと息苦しくなり、重たそうに鼻を鳴らす。説明の中で豚らしいのは、そこだけだ。

残りの体つきは、たしかに豚そのものだ。上半身は紫、耳と手足は黒、鼻先はピンク。直立した姿勢で、体を弾ませていたバネブーのばねの名残が、巻いた尻尾になっている。高さは90センチ、重さは71,5キロ。一目ではわからない密度で、高さだけなら抱き上げられそうなのに、重さは成人ひとり分ある。

公式の分類は、それが何者かではなく、他者に何をするかを示している。あやつりポケモン。そして真珠には、戦闘以外での第二の役割もある。図鑑の説明のひとつによれば、価値のある美術品とみなされているのだ。身につけていないと生きられない動物にしては、ずいぶん落ち着かない話である。

進化系統はここで終わる。2つの姿だけで、分岐もリージョンフォームもなく、2段階目にはレベル32まで上げれば到達する。

バトル分析

×2

弱点

むしゴーストあく
×½

耐性

かくとうエスパー

ブーピッグ徹底解説

ブーピッグの名前

日本語名はブーピッグで、由来はあまり隠れていない。ブーは日本語で豚の鳴き声を表す言葉で、こちらでいう「oinc」にあたり、後半は英語のpigをそのまま使っている。英語名の前半はgrumbleやgrumpy――鳴き声ではなく、不機嫌そうにぶつぶつ言うこと――に置き換えられ、豚の部分は残った。2つの言語で最初の音節が鳴き声になっているので、言葉遊びはそのまま生きている。変わったのは、誰が、なぜ唸っているかだ。スペイン語名はどちらも訳さず、英語の形を使っている。

ダンスは飾りではない

図鑑の説明では雰囲気づくりに聞こえる要素も、覚える技のリストに書き込まれている。場にいるポケモンをこんらんさせるフラフラダンスを進化直後に覚え、奇妙に踊って相手が自分を制御できなくなるという図鑑の説明とぴったり一致する。その一方で、通常特性のひとつはマイペースで、まさにこんらんを防ぐものだ。こんらんをばらまく生き物が、こんらんにかからない。

デザインの残りも、前の段階とのつながりを保っている。跳ねていたばねは巻いた尻尾になり、ひとつだった真珠は、必要な場所に3つ配置された。上に2つあるのは放出のため、腹には平たいものが1つ。力の源が体内の器官ではなく、身につけている物にあるポケモンは少ない。そのうえ本人の図鑑説明では、それをコレクターズアイテムとして見る者までいる。

こうげき45とパンチ技の山

わざマシンのリストは、よく仕掛けられた罠だ。ほのおパンチ、れいとうパンチ、かみなりパンチの3つは威力75。さらにきあいパンチとギガインパクトは威力150で、かわらわり、ボディプレス、あなをほるもある。こうげき45では、どれもダメージにならない。タイプ一致の物理技であるしねんのずつきでさえ、レベル26で覚える威力80。攻撃する側を間違えている。

使える材料は特殊側にある。みらいよちときあいだまが威力120、サイコキネシス、エナジーボール、だいちのちからが威力90。シャドーボール、マジカルシャイン、ラスターカノン、サイコショックは威力80だ。そしてほとんど使われない変わり種が、最初から使えるゲップ。威力120で、先にきのみを食べていなければ使えない。くいしんぼうを注釈以上のものにする技だが、きのみを食べるターンを組み立てる手間のほうが、技で返ってくるものより大きい。

ほかの特殊受けと並べると

スリーパーは初代から似た仕事をしており、より高い耐久と、より低い素早さを持つ。ブーピッグは速さで勝り、あついしぼうによるほのお・こおりへの耐性もある。どちらに対しても、答えになるのはだいたい同じポケモンだ。あくタイプである。ヤミラミは極端な例で、あくタイプによってエスパー技を完全に無効化し、ゴーストタイプによって3つある弱点のひとつを突ける。そこに対してはシャドーボールを撃つか交代するしかなく、ぼうぎょ65を考えれば交代が正解になる。

より厳しい比較対象は、同じ世代の仲間だ。特殊側で耐え、トリックルームを張り、めいそうで強化するというブーピッグの役割は、同世代のほかのエスパータイプのほうがほとんど上手くこなせる。個性である真珠とダンスも、専用のメカニクスにはつながらない。デザインは良いのに、種族値の並びがそれを支えていない。

ポケカのカード

0%