ルナアーラ徹底解説
満月の下のコウモリ
ルナアーラのデザインは、月の模様をまとったコウモリをもとにしている。翼は体の周囲で三日月の形をつくり、暗い額は夜空を思わせる。その表面に散った光の点は、光を吸収する生き物というイメージを強め、第三の目は異なる世界を通り抜ける能力につながっている。ハワイ諸島に生息するコウモリや、夜、死、月に関係する神話上の存在を思わせる要素とも合っている。
日本語名のルナーアは、英語名と同じく Lunala とローマ字表記される。語源が月と翼を組み合わせたものだという点は明確で、見た目のコンセプトをそのまま要約している。分類名のがちりんポケモンは、力をすべて解放したときにとる姿を指している。
コスモッグの夜の進化ルート
進化系統は、星雲や次元の裂け目と結びついた小さなポケモン、コスモッグから始まる。レベル43になると、ほとんど動かず、最終進化に向けて力を蓄える段階のコスモウムへ変わる。そこから進化先はソルガレオとルナアーラの2つに分かれる。月のルートは宇宙とのつながりを保ちながら、闇、光の吸収、異次元への移動という形でそれを表現している。
ルナアーラは第七世代で、ポケットモンスター ムーンとポケットモンスター ウルトラムーンの中心的な存在の1匹として初登場した。専用技のシャドーレイは、ネクロズマ(あかつきのつばさ)にも結びついている。ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーンでは、対応するどうぐを使うことで、この技を専用のZワザに変えられた。後の世代では、教え技にポルターガイストやメテオビームなどが加わり、攻撃面の選択肢が広がった。
ファントムガードが刻む戦闘の時間
この特性があるため、ルナアーラを動かす前にHPの状態を考える必要がある。ファントムガードが有効なら、強力な攻撃を受けながら場に出し、めいそうを使うことも、すぐにシャドーレイで攻撃することもできる。設置技や継続ダメージでその防御は崩れるため、何度も交代させる前に設置技を除去しておきたい。つきのひかりで回復できるものの、攻撃的な相手にはそのためのターンを確保できないことも多い。
Ubersでは、エスパー/ゴーストの複合タイプによって、シャドーレイを半減できない多くの強力なポケモンに圧力をかけやすい。あくタイプの相手にはムーンフォースが有効で、きあいだまを加えればさらに対応範囲が広がる。ダブルバトルでは、ワイドガードにも複数の対象を狙う技から味方を守る使い道がある。
ゲームによる変化
レベルアップで覚える技は、初登場時から完全に同じではない。第七世代では、いくつかの技を覚えるレベルが異なり、技マシンや教え技など、入手方法が後から変わった技もある。ただし、キャラクターの核となる部分は変わらず、タイプ、ファントムガード、シャドーレイがルナアーラの個性を定義し続けている。
スカーレット・バイオレットでは、その世代のシステムに合わせた技構成で登場したが、初期バージョンではシャドーレイを使えなかった。後のアップデートでこの機能が復旧した。この点は、強さが変わったとか新しい姿が追加されたという話ではない。一定期間、専用技が習得技の一覧には表示されていたものの、バトル中に選べなかったということだ。