ルクシオ徹底解説
オオヤマネコとスフィンクスの間のシルエット
ルクシオの体つきは、何よりも若いオオヤマネコを思わせる四足歩行のネコ科動物が基礎になっているが、たてがみやレントラーへの進化にはライオンの特徴が加わっている。直立した姿勢と頭の形からは、スフィンクスを連想することもできる。尻尾の星は、星空のイメージや「lux」に含まれる光の要素に合っている。ただ、デザインを理解するのにひとつの答えを探す必要はない。動物らしさと電気、黄色いシンボルがひとつのシルエットにまとめられている。
性別による違いは小さいが、見分けられる程度にはある。オスのたてがみは長く、メスは後ろ脚の青い部分が足首まで届く。図鑑の説明では狩りよりも社会性が重視されており、電気のパルスは仲間との通信に使われ、つないだ尻尾から電気を分け合う。
シンオウの電気区間
ルクシオはコリンク、レントラーとともに第4世代で初登場した。『ポケットモンスター プラチナ』ではレベルアップで覚える技の進行が見直され、いばる、かみなりのキバ、かみくだく、こわいかお、ほうでんなどを覚えるようになった。現在の作品でも、物理技、でんき技、補助技を組み合わせる構成は変わらない。序盤にかみつくを覚え、その後スパークを習得し、最終的にはワイルドボルトにも access できる。
この進化系統は、世代によって登場機会に差がある。ルクシオはシンオウ地方固有の種族から、ほかの作品では交換、特別なエリア、転送などを通じて入手するポケモンになった。『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』ではわざマシンの技を幅広く覚え、10まんボルト、かみなり、ひかりのかべ、まもる、エレキフィールド、3種類の属性キバなどを使える。
レベル30までの活かし方
優先すべきなのは攻撃を伸ばすことで、特殊アタッカーにしようとする必要はない。スパークとかみくだくは物理技としてわかりやすい選択肢で、ボルトチェンジなら攻撃したあとに交代できるため、耐久の低さをある程度補える。いかくがあれば物理アタッカーの前に出しやすくなるが、防御49が信頼できる数値になるわけではない。じめんタイプのポケモンにはすぐ交代したい。でんきタイプの主力技が効かず、ルクシオは物理で反撃されると耐えにくい。
冒険中の使い方は単純だ。みずタイプやひこうタイプにはスパーク、あくタイプが弱点を突ける相手にはかみくだくを使い、相手に交代を強いる可能性があるならボルトチェンジを選ぶ。ワイルドボルトは威力が高いが、HPが60しかない種族では反動ダメージが重い。とうそうしんは相手の性別に左右されるため結果が安定しにくく、いかくのほうが安定して働く。
早く訪れる進化
ルクシオが進化系統の中間にいる期間は短い。コリンクはレベル15でこの姿になり、ルクシオはレベル30でレントラーになるため、最初から育てる場合と進化後の個体を使う場合の違いはすぐに表れる。この段階での長所は攻撃85と、早い時期から物理のでんき技にアクセスできることだ。弱点はコンセプトや技の種類ではなく、防御49、特防49、素早さ60によって、耐えてから動く作戦も相手より先に動く作戦も制限される点にある。