ポケモン図鑑に戻る
アメモースの公式イラスト

#0284

アメモース

Gen III

めだまポケモン

むしひこう

図鑑データ・X

めだまもようの しょっかくを もつ。 4まいの はねで うかびあがり ぜんごさゆうに うごくことができる。

高さ
0.8 m
重さ
3.6 kg
基礎経験値
159
経験値タイプ
普通
捕まえやすさ

75/255普通

なつき度

70/255

種族値

HP70こうげき60ぼうぎょ62すばやさ80とくぼう82とくこう100
HP
70
こうげき
60
ぼうぎょ
62
すばやさ
80
とくぼう
82
とくこう★
100

合計 454

高い

獲得努力値 +1 とくぼう・+1 とくこう

実数値の範囲 (個体値 0–31・努力値 0–252・性格補正込み)

最小最大
HP130177
こうげき58123
ぼうぎょ60125
すばやさ76145
とくぼう78147
とくこう94167
合計496884

アメモースとは

触角からこちらをにらみつける目は、何も見ていない。巨大な前触角に描かれた、ふたつの塗りつぶしでしかないのだ。ほとんどの図鑑説明が同じ仕掛けを取り上げている。敵をその瞳で威嚇し、顔がないのに怒った顔をする。これで天気を読む人もいる。図鑑の説明のひとつによれば、「目」が半分閉じて悲しそうに見えるときは、まもなく大雨になるらしい。

名前にもふたつ目の欺きがある。雨を意味する音を含み、まさに苦手なものを示しているのだ。羽と触角は湿気にとても敏感で、雨が上がると、まず日なたへ飛んで乾かす。

本当に機能しているのは4枚の羽だ。2枚ずつ、しかも独立して羽ばたかせるため、横や後ろを含め、どの方向にも移動できる。ルビー・サファイアの図鑑説明がヘリコプターにたとえるほどだ。80センチ、3.6 kgの体は、体そのものより羽の面積のほうが大きい。

アメタマの進化形はこれだけで、レベル22になると系統の正体が変わる。むし・みずタイプの水上スケーターは、進化するとむし・ひこうタイプになる。公式の分類はめだまポケモンで、デザインの要点だけを取り上げている。

バトル分析

×4

致命的な弱点

いわ
×2

弱点

ほのおでんきこおりひこう
×½

耐性

むし
×¼

強い耐性

くさかくとう
×0

無効

じめん

アメモース徹底解説

触角のはったり

モデルになった生き物は、デザインから受ける印象に反してガではない。元ネタはFulgora laternaria、いわゆるランタンバエで、頭部が大きく膨らみ、後翅に脊椎動物の目をまねた眼状紋を持つ熱帯性のカメムシ目の昆虫だ。鳥を驚かせるための模様である。この選択は進化前ともつながっている。アメタマは同じカメムシ目のアメンボをそのままモデルにしているため、池から空へ移るにもかかわらず、系統全体が同じ昆虫の仲間に収まっている。

残りのデザインも同じモチーフでまとめられている。触角は機能する触角ではなく看板であり、図鑑説明は表情の変化を何度も強調する。基本は怒った顔で、湿気が増すと垂れ下がって悲しそうになる。体に天気予報が描かれている図鑑唯一の種だ。

Ame, moth, masquerade

日本語名はアメモース。雨を意味する「雨(あめ)」と、英語のmothを組み合わせている。英語名は片方を変え、もう片方を残している。masquerade、つまり仮面舞踏会に、rainを加えた名前だ。フランス語名のMaskadraは仮面だけを残している。3言語とも、仮装と曇った空という同じ要素を別の角度から示している。どの言語でも、名前のほうが体そのものより行動をよく表している。

アメタマの名残り

進化するとみずタイプを失うが、習性までは失わない。レベル1ではみずあそび、みずでっぽう、みずびたしを引き継ぐ。この3つはもうタイプ一致補正を受けないが、わざマシンではなみのり、ハイドロポンプ、たきのぼり、アクアジェットにも引き続き対応している。どれも役には立たない。タイプ一致補正がなければ、ハイドロポンプはタイプ一致のぼうふうより威力が低いからだ。進化系統の技構成では、タイプが消えても技だけが積み重なっていく。その仕組みがよくわかる例である。

さらに、あまいかおりとしびれごなも受け継ぐ。後者はレベル26で覚える。どちらもひこうタイプ全体ではほとんど見かけない補助技で、ダブルバトルなら、行き場を失ったみず技より使い道がある。

40ポイントの贈り物

第七世代で、これまでで最大の強化を受けた。種族値合計は414から454へ上がり、とくこうは80から100、すばやさは60から80になった。この2つの調整で、足手まといから使えるポケモンへと立場が変わった。重要なのはすばやさの上昇で、同じくらいのすばやさ帯にいる相手の多くが、ちょうど80未満に集まっている。

それでも、ちょうのまいの使い手としては本格派から遠い。ウルガモスはとくこう135、すばやさ100から始まり、積みに必要な1ターンを耐えられる体でちょうのまいを覚える。ホウエンの羽を持つむしタイプ2体、ドクケイルとその対になる存在と比べれば、アメモースには少なくとも状況を変えられる特性がある。進化前と共有するむしタイプだけが進化後にも残る糸で、もうひとつのタイプは羽の水とともに消えてしまう。

ポケカのカード

0%