イワンコ徹底解説
首に岩を巻いた子犬
イワンコのデザインは、スピッツ系の犬と岩場を連想させる要素を組み合わせている。大きな目、短い鼻先、巻いた尾を持つ小柄な子犬のシルエットだが、首元だけは家庭犬らしさを崩している。明るい色の毛の襟巻きに、黒っぽい岩が食い込んでいるのだ。ポケモンずかんでは、この特徴がそのまま行動の一部になっている。あいさつや威嚇に岩を使い、相手が後退すると、地面をたたいてから飛びかかる。
日本語名のイワンコは、岩を意味する「いわ」と、犬の鳴き声の「ワン」、さらに幼児語の「わんこ」を組み合わせたものだ。英語名のRockruffは、岩を意味する「rock」と、犬の鳴き声や首元の毛を表す「ruff」を組み合わせている。どちらも、犬らしい姿と最も目立つ特徴である岩を切り離さずに子犬を表した名前だ。
年齢で気性が変わる
ポケモンずかんの説明には一貫した特徴がある。若いうちは人なつっこく、トレーナーともすぐに信頼関係を築けるが、成長すると攻撃的になり、育てにくくなる。それでも、受けた親切は忘れず、独立心が強くなっても恩を覚えている。この変化が進化系統での立ち位置にもつながっている。イワンコは学習の段階を、ルガルガンは気性を制御できるようになった姿を表している。
レベル25で進化し、時間帯によって3種類の結果に分かれる。昼ならまひるのすがた、夜ならまよなかのすがた、夕方ならたそがれのすがただ。第七世代では、これらのすがたの入手可能性がバージョンにも左右されていたが、後の世代ではこの進化系統がより多くのゲームに登場するようになった。マイペースに関係するすがたは、もともと特別な配布から始まり、その後のゲームでは通常の方法でも入手できるようになった。
冒険での使い方
序盤の道路では物理攻撃を活かし、特攻を伸ばそうとはしないほうがいい。たいあたりとかみつくで序盤の戦闘に対応し、レベル12で覚えるいわおとしからタイプ一致の攻撃を使える。レベル24で覚えるがんせきふうじは、さらに素早さ操作を加える。レベル32になると、威力75のいわなだれが、いわおとしに代わる主力候補になる。レベル48で使えるストーンエッジは威力100だが、命中率が80なので、同じように安定して使える技ではない。
相手の交代を punish したいパーティなら、ステルスロックを採用する価値がある。こわいかおで相手の素早さを下げ、別の仲間に主導権を渡すこともできる。かみくだくは、いわタイプの攻撃を受けにくい相手へ物理ダメージを与える手段になる。長期戦ではHPと防御、特防が足りず、多くのターンを耐えられない。半減できる攻撃に合わせて出し、みず、くさ、じめん、かくとう、はがねタイプにさらされる前に引く運用が向いている。
少し厳しい比較
ルガルガンと比べると、イワンコは種族値が低く、進化後を特徴づける攻撃性能もない。もう1匹の子犬ポケモンであるガーディと比べても、防御面の選択肢が少なく、いわタイプの物理技を当てることへの依存が大きい。強みは、ストーリー攻略に役立つ技を早くから覚えることと、時間帯に応じて進化後のすがたを選べることだ。
ダンゴロとも同じ問題を抱えている。いわタイプは便利な耐性を持つ一方で、よく遭遇するタイプへの弱点も多い。イワンコは、どんな相手の前でも場に居座るようにはできていない。相手の退きを見て攻撃する子犬というずかんの説明は、戦闘でも、直接的な攻撃と慎重な交代、そして早めの進化を重視する運用のほうが、消耗戦よりもよく当てはまる。