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オニスズメの公式イラスト

#0021

オニスズメ

Gen I

ことりポケモン

ノーマルひこう

図鑑データ・X

じぶんの テリトリーを まもるため みじかいハネを はばたかせ いそがしく とびまわっている。

高さ
0.3 m
重さ
2 kg
基礎経験値
52
経験値タイプ
普通
捕まえやすさ

255/255とても簡単

なつき度

70/255

種族値

HP40こうげき60ぼうぎょ30すばやさ70とくぼう31とくこう31
HP
40
こうげき
60
ぼうぎょ
30
すばやさ★
70
とくぼう
31
とくこう
31

合計 262

低い

獲得努力値 +1 すばやさ

実数値の範囲 (個体値 0–31・努力値 0–252・性格補正込み)

最小最大
HP100147
こうげき58123
ぼうぎょ3190
すばやさ67134
とくぼう3291
とくこう3291
合計320676

オニスズメとは

スズメは、存在する鳥のなかでもっともありふれた鳥で、そこからデザインが始まっている。最小クラスの体格、茶色の羽毛、丸い頭、たいして役に立たない翼。くちばしだけは、そこに当てはまらない。先端が曲がって鉤状になっており、これは昆虫やトカゲを低木の棘に突き刺し、あとで解体して食べるモズの特徴だ。この組み合わせから生まれたのが、30センチ、2キロの体で、体格に見合わない攻撃性を持つポケモンである。

ポケモン図鑑の説明は、どれも同じ点を強調している。縄張り意識が非常に強く、自分の領域を侵されたと思えば、はるかに大きな相手にもためらわず立ち向かう。短い翼では体を支えるのがやっとなので、空中にとどまるため休みなく羽ばたき、時間の多くは草むらを走りながらむしポケモンをついばんで過ごす。よく食べ、しかも食べる頻度も高い。農場で育てられているのも、まさにそのためで、害虫を抑える役に立つからだ。

カントーのほかの鳥と違うのは、その鳴き声だ。1キロ先まで聞こえ、別のオニスズメが返事をするとこだまのように響く。歌ではなく、縄張り全体に張り巡らされた警報網である。

分類はことりポケモンで、2匹からなる進化ラインの前半にあたり、レベル20でオニドリルに進化する。

バトル分析

×2

弱点

でんきこおりいわ
×½

耐性

くさむし
×0

無効

じめんゴースト

オニスズメ徹底解説

スズメ、槍、そして悪魔

英語名は槍を意味する spear と、スズメを意味する sparrow を組み合わせたもの。くちばしを武器に見立てている。日本語名はさらに踏み込んでいる。オニスズメは、民間伝承の鬼を意味する鬼(oni)と、スズメを意味する雀(suzume)に分解できる。文字どおりなら「悪魔のスズメ」だ。進化後も英語では、最初の音節を変えることでこの駄洒落を維持している。Fearowは恐怖を意味する fear と sparrow の組み合わせだ。

モズの要素も飾りではない。スズメほどの大きさをした実在の鳥で、昆虫やトカゲ、小さな鳥などを狩り、解体するため棘や有刺鉄線に突き刺す。その習性から、英語では butcherbird、肉屋の鳥という呼び名を持つ。デザインの鉤状のくちばしは、まさにモズのものだ。気性が荒く、草むらで動くものを片っ端からついばむという図鑑の説明も、街中のスズメよりこの鳥を描写したものと考えたほうがしっくりくる。

第1話の群れ

1997年に始まったアニメの第1話では、この種が最初の本格的な障害として登場した。サトシはポッポの捕獲に失敗し、オニスズメに石を投げる。すると返ってきたのは1羽の鳥ではなく群れ全体で、サトシとピカチュウを森のなかじゅう追い回した。この場面は、アニメではめったにないほどポケモン図鑑の説明と噛み合っている。1キロ先まで聞こえ、別の個体がこだまのように返す鳴き声こそが、その追跡を可能にする仕組みだからだ。1匹を攻撃すれば、全員への合図になる。

種族値262のポケモンが主人公を病院送りにできたという事実は、その図鑑データよりも、この数字が何を意味するかをよく物語っている。

ほとんど何もかもが遅いポケモン

技の習得タイミングが悪い。最初のまともなタイプ一致技であるつばさでうつはレベル18まで登場せず、ドリルくちばしを覚えるのは36。しかも、そのころにはもうオニドリルになっている。その間にあるのは、1発につき威力15をばらまくみだれづきと、レベル15のつばめがえしだ。実際に自力で役立つ期間はレベル15から20までで、20になった時点でその期間は終わる。

入手性も追い打ちをかけている。『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』では225番水道と226番水道に登場するが、これはゲーム終盤で、どのパーティも20時間前からひこうタイプの枠を埋めている時期だ。『ソード・シールド』にも『スカーレット・バイオレット』にも地域図鑑には収録されていないため、何世代も姿すら見られない。

残るのは、ステータス表よりデザインのアイデアのほうが優れた、ありふれた序盤の道路ポケモンだ。スナイパーときあいだめの組み合わせが、機械的に見て唯一固有の要素だが、それすら実戦では成り立たない。準備に使う1ターンのほうが、返ってくるものより高くつくからだ。カントーで翼を持つもう1匹の走者であるドードーと比べると、こうげきで負け、それ以外ではほとんど勝っていない。

ポケカのカード

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