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ディンルーの公式イラスト

#1003

ディンルー

Gen IX

さいやくポケモン

伝説
あくじめん

図鑑データ・スカーレット

The fear poured into an ancient ritual vessel has clad itself in rocks and dirt to become a Pokémon.

高さ
2.7 m
重さ
699.7 kg
基礎経験値
285
経験値タイプ
遅い
捕まえやすさ

6/255とても難しい

なつき度

0/255

種族値

HP155こうげき110ぼうぎょ125すばやさ45とくぼう80とくこう55
HP★
155
こうげき
110
ぼうぎょ
125
すばやさ
45
とくぼう
80
とくこう
55

合計 570

非常に高い

獲得努力値 +3 ぼうぎょ

実数値の範囲 (個体値 0–31・努力値 0–252・性格補正込み)

最小最大
HP215262
こうげき103178
ぼうぎょ117194
すばやさ45106
とくぼう76145
とくこう54117
合計6101002

ディンルーとは

ディンルーのデザインは、ヘラジカとシカの特徴をあわせ持つ大型のシカ科動物がもとになっており、その角はひび割れた祭 ritual用の器へと姿を変えている。器は頭部を覆い、岩や土石によって固定されているため、古代の力が動物の姿を得たかのように見える。そのシルエットはイベリア半島に見られる動物形の彫刻を思わせる一方、青銅製の器と貪欲な獣の組み合わせは、中国神話のモチーフにも通じている。

『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の図鑑説明では、古代の儀式に使われた器へ注がれた恐怖から生まれた存在とされている。また、重たい頭をゆっくり地面に振り下ろし、大きな地割れを引き起こすとも説明されている。器、大地、破壊の結びつきが、あく・じめんタイプとパルデアの災厄の宝に属する理由を形づくっている。

ディンルーは進化系統を持たない伝説のポケモンで、単独で登場し、姿も変わらない。高さは2.7m、重さは699.7kgだが、その重量感の大部分は頭に載せた器によるものだ。

バトル分析

×2

弱点

みずくさこおりかくとうむしフェアリー
×½

耐性

どくいわゴーストあく
×0

無効

でんきエスパー

ディンルー徹底解説

角に載った器

日本語名のディンルーはディンルーと書き、英語・スペイン語ではTing-Luという別のローマ字表記が使われている。Ting-Luという名前は、古代の祭 ritual用の器を指す中国語の鼎(dǐng)と、鹿を意味するlùを組み合わせたものだ。大型のシカ科動物と、割れた祭 ritual用の器をひとつにしたデザインに合っている。

頭部はヘラジカの幅広い角を思わせるが、実在の動物をそのまま写した姿ではない。背中や脚を覆う岩によって、地面から引き抜かれた石像のように見える。全体には中国の青銅器に見られる貪欲な獣の仮面、とくに饕餮(taotie)や、破壊と結びつく中国の伝承上の生物から取り入れた要素もある。パルデアという文脈では、四足歩行の姿勢と体の重さが、ヴェラコスとして知られる動物形の石像も思わせる。

4体目の災厄の宝

ディンルーは第9世代で、チオンジェン、パオジアン、イーユイとともに登場した。4体はいずれも災いをもたらす物品というコンセプトを共有し、ほかのポケモンに不利な特性を持つ。ディンルーの器には恐怖が集められており、その物語は普通の動物種ではなく、裂けた大地や遺跡と結びついている。

ゲーム内での設定は、今も『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』に結びついている。この世代より前には登場しておらず、『Pokémon LEGENDS Z-A』にもポケモン図鑑の説明はない。『スカーレット・バイオレット』では、発売直後の早期パッチによって種族値が変更される調整を受けた。登場したばかりのポケモンとしては珍しい例だ。現在の配分は、パルデアの対戦で定着した壁役としての性質を保っている。

働かせ方

もっとも直接的な組み合わせは、ステルスロック、まきびし、ふきとばし、じしんだ。交代を誘ったら設置技を置き、チームに追加のダメージが必要ならもう一方も使い、積み技を狙う相手にはふきとばしを使う。じしんによって完全な置物になるのを防げるが、ひこうタイプやふゆう持ちに何も考えず撃つのは避けたい。

カタストロフィはHPの高い相手を削るのに役立ち、じしんを受けに来た相手にもダメージを与えられる。ちょうはつは一部の相手の設置技や回復を妨害でき、ねむるは2ターン動けなくなる代わりに試合を長引かせられる。あくのはどうは特攻の低さを活かしにくいが、じしんに頼らず特定の相手を攻撃したい構成には入ることがある。

直接的な火力を求めるより、チーム構築のほうが重要だ。みず、くさ、こおり、かくとう、むし、フェアリーへの対策が必要で、相手の場の設置技を解除できる味方がいると助かる。回復用の道具も守っておきたい。失えば蓄積ダメージによって受け出せる回数が減っていく。

自分の弱点が生む負担

ディンルーは特殊技を簡単に受けられるが、万能な壁ではない。タイプ有利を取る物理アタッカーには引かざるを得ず、みずやくさのポケモンは設置技を置くターンにつけ込める。素早さ45では、ふきとばしがほとんどの技の後に出るうえ、素早い相手にはちょうはつも間に合わない。そのため、速度で試合の流れを制御するのではなく、攻撃を受け、設置技を置き、相手を削るために使われる。

チオンジェンとの比較からは、同じグループ内の異なる方向性が見える。どちらも相手を削りながら耐えるが、ディンルーはじめん技、でんき無効、2種類の設置技で圧力をかける。パオジアンとは正反対で、爆発力を抑えた代わりに、場に居座る能力が大幅に高い。頭の器は飾りではなく、デザインの由来、特攻低下、そして明確な防御役としての機能をつなぐ中核になっている。

ポケカのカード

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