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エンテイの公式イラスト

#0244

エンテイ

Gen II

かざんポケモン

伝説
ほのお

図鑑データ・X

あたらしい かざんが できるたび うまれてくると つたえられる だいちを かけめぐる ポケモン。

高さ
2.1 m
重さ
198 kg
基礎経験値
261
経験値タイプ
遅い
捕まえやすさ

3/255とても難しい

なつき度

35/255

種族値

HP115こうげき115ぼうぎょ85すばやさ100とくぼう75とくこう90
HP★
115
こうげき★
115
ぼうぎょ
85
すばやさ
100
とくぼう
75
とくこう
90

合計 580

非常に高い

獲得努力値 +1 HP・+2 こうげき

実数値の範囲 (個体値 0–31・努力値 0–252・性格補正込み)

最小最大
HP175222
こうげき108183
ぼうぎょ81150
すばやさ94167
とくぼう72139
とくこう85156
合計6151017

エンテイとは

火山ポケモンなのに、火山には住んでいない。ゲームで生息地として設定されているのは草原で、最初の図鑑説明も飾り気なく「大地を走るポケモン」とまとめている。山は生まれに関わるものであって、習性ではない。

体にまとっているものも炎ではない。背中に沿って伸びる灰色の煙の雲、六芒星のような形をした顔のプレート、そして黒い輪が足かせのように見える白い脚。熱は内側にある。第3の図鑑説明には、体内にマグマの輝きを宿し、触れたものをすべて食い尽くして灰にする炎を吐き出すとある。2メートル10センチ、198キロの四足獣で、ライオンとマスティフの中間のような姿だ。

火山とのつながりは、生まれと轟音にある。新しい火山が現れるたびに1匹生まれ、吠え声を上げると世界のどこかで火山が噴火するといわれている――ただし、どちらも図鑑説明自体が「いわれている」「信じられている」と前置きするうわさ話だ。

進化系統はない。前も後ろもなく、系統は彼1匹で始まり、彼1匹で終わる。三獣の残り2匹であるライコウとスイクンも同じだ。分類名が示しているのは住む場所ではなく、生まれた由来である。

バトル分析

×2

弱点

みずじめんいわ
×½

耐性

ほのおくさこおりむしはがねフェアリー

エンテイ徹底解説

漢字2文字で書かれた皇帝

日本語名のエンテイは、漢字なら炎帝と読める。炎が「ほのお」、帝が「てい」で、「炎の皇帝」という意味だ。英語名も新しい名前を作らず、そのまま音写している――第一世代の欧米版では、ほとんどの名前が別の名前に変えられていたので珍しい。さらにこの名前は、火と結びついた中国神話の称号も思わせる。三獣の名前が日本風というより、大陸的な空気をまとっていることにもつながっている。

体つきはライオンとマスティフを混ぜたもので、たてがみは毛ではなく煙だ。脚の黒い輪は足かせのように見える。そこにデザインの物語がある。3匹は育てられたのではなく、解き放たれた存在なのだ。

やけたとうから生まれたもの

エンジュシティのやけたとうが焼け落ちたとき、中にいた3匹のポケモンが命を落とした。ホウオウは彼らをよみがえらせ、それぞれがあの夜の一部を受け継いだ。エンテイは塔を焼いた炎、ライコウは火をつけた雷、スイクンは炎を消した雨を担っている。ぼんやりした伝説ではなく、具体的な場面によって伝説のポケモンの由来を説明するのは、ゲームでも数少ない例だ。

ここから、第2世代で彼らを特徴づけた仕組みも生まれた。3匹は徘徊ポケモンで、ジョウトのマップ上に現れては消え、何かを投げる前に遭遇が終わることもあった。『クリスタル』ではスイクンだけルールが変わり、一連のイベントの最後でじっと待ち構えるようになったが、エンテイとライコウは走り続けた。あの頃に遊んだ人が覚えているのは、捕獲そのものより、メニューのマップを見ながら草むらに出入りした何時間もの作業だろう。

『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』では追加コンテンツ経由で再登場するが、いつもの条件は変わらない。1つのセーブデータにつき1匹だ。

素早さ100と、配分を誤った決断

ウインディと比べると、伝説ではない体で似たような数字を持つ相手に対し、エンテイはHPと純粋な耐久力で勝り、素早さで負ける。2匹の兄弟と比べると差はさらに明確だ。ライコウにはエンテイに欠ける特殊火力があり、スイクンには防御面のまとまりがある。彼に割り当てられたのは、長年にわたって最良の技が特殊技だった体の、物理側だった。

この食い違いは1999年からずっと彼のテーマになっている。わざマシンのリストを見ても明らかだ。オーバーヒート(130)、だいもんじ(110)、ねっぷう(95)はすべて特殊技で、すべて90を向いているのに、115は待ちぼうけになる。近年のゲームでタマゴ技に加わったせいなるほのおとしんそくは、最初から歪んでいた配分への遅すぎる修正だ。

普通に旅をするなら計算は簡単だ。素早さ100なら、メインの道中にいる相手のほとんどより先に動ける。攻撃115とまともな物理技があれば、たいていの戦闘は1ターンで片づく。18で覚えるめいそうは特攻と特防を上げるので、75の弱点を補うには役立つが、火力を上げる技ではない。どの能力を上げているのかを見るまで便利そうに見える、そういうタイプの技だ。

ポケカのカード

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