サーフゴー徹底解説
ボードに乗る黄金の姿
デザインには、富と死をめぐる複数のイメージが集められている。黄金のシルエットはトロフィーの置物を思わせ、体の円筒形の部分はコインの束を連想させる。その上で移動するボードはサーフィンのモチーフを加えており、これは日本語名のサーフゴーにも表れている。後半は「富豪(ふごう)」と結びついており、裕福な人物を指す日本語である。英語名のGholdengoは、幽霊のような存在、黄金、そして移動のイメージを組み合わせている。
さらに、先コロンブス期の金製品やエルドラドの伝説も参照している。ボードは空想上の黄金のいかだとして読むことができ、ゴーストタイプは宝を葬送儀礼やあの世へ渡すためのコインと結びつける。体の周囲に巻かれた帯は、コインを払い出すベルトを思わせる。
収集と結びついた進化
サーフゴーは第九世代で初登場し、コレクレーの進化系統を通常とは異なる条件で締めくくった。レベルを上げるだけでは足りず、コインを集めなければならない。この条件によって、進化は探検と蓄積の課題になっており、デザイン全体が金銭を中心に回る種族との整合性も高い。
コレクレーから進化するため、コインとのテーマ上のつながりは保っているが、小さな動く宝の姿から、サーフィンのできる人型へと変化する。示されている姿は通常の姿だけで、見た目や役割を変える別の姿はない。
無効耐性を活かす方法
はがね・ゴーストの組み合わせが、サーフゴーの有用性の中心にある。ノーマル、かくとう、どくへの無効耐性によって、非常に多い攻撃を受けながら場に出ることができ、おうごんのからだはほかのポケモンの変化技によってペースを崩されるのを防ぐ。そのため、受け身な相手に繰り出し、わるだくみを使ったあとでゴールドラッシュやシャドーボールを仕掛けられる。
じこさいせいによって、この流れを長い試合の中で繰り返せる。相手が素早さに依存している場合はでんじはが有効で、みがわりは攻撃や準備の機会を守ってくれる。チームで場の仕掛けを使う場合も、無効耐性によって相手が変化技や一部の防御行動でそれを解除するのを難しくできる。
じめん、ほのお、ゴースト、あくを相手に不用意に出すと、このプランは崩れる。素早さ84では、多くの高速アタッカーを自然に追い抜くこともできない。攻撃を半減する相手には先にダメージを蓄積させ、じめんとあくのアタッカーへの対策を残しておくのが重要になる。ドドゲザンは、その圧力の一部を受け止め、効果抜群の一撃を返せる相手の一例である。
ほかの生きた宝物と共通する点
サーフゴーは、価値のある物体から体が生まれた種族に似ているが、ビジュアル上の役割は異なる。ジバコイルが金属と電気の機械を表すのに対し、サーフゴーは貴金属そのものを一つの個性へと変えている。コインとの関係は、動く鉱物よりもコレクレーとのつながりを強く感じさせるが、最終進化では隠れている生き物の雰囲気から、旅をする人物の雰囲気へと変わっている。
種族値の配分もその違いを補強している。特攻133と合計550によって、物理で戦うポケモンではなく特殊アタッカーとして位置づけられる。防御95と特防91は場に出る余地を与えるが、攻撃60によって、たいあたり、アイアンヘッド、ヘビーボンバーが主な手段ではないことは明確だ。体は純金の塊のように見えるが、実際には4つの弱点にさらすタイミングを慎重に選ぶ必要がある。