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ドガースの公式イラスト

#0109

ドガース

Gen I

どくガスポケモン

どく

図鑑データ・X

うすい バルーンじょうの からだに もうどくの ガスが つまっている。 ちかくにくると くさい。

高さ
0.6 m
重さ
1 kg
基礎経験値
68
経験値タイプ
普通
捕まえやすさ

190/255簡単

なつき度

70/255

種族値

HP40こうげき65ぼうぎょ95すばやさ35とくぼう45とくこう60
HP
40
こうげき
65
ぼうぎょ★
95
すばやさ
35
とくぼう
45
とくこう
60

合計 340

普通

獲得努力値 +1 ぼうぎょ

実数値の範囲 (個体値 0–31・努力値 0–252・性格補正込み)

最小最大
HP100147
こうげき63128
ぼうぎょ90161
すばやさ3695
とくぼう45106
とくこう58123
合計392760

ドガースとは

ゴースも浮かび、ガスでできているが、あちらは霊だ。ドガースは物質である。口を開けた紫色の皮膚の風船で、高さ0.6メートル、重さ1.0キロ。自分で作り出した混合物が、体いっぱいに詰まっている。図鑑の説明はその工程を、ほとんど工業マニュアルのような細かさで記している。毒性のある物質を廃棄物と混ぜ、化学反応で毒を発生させ、温度が上がるほど多くのガスを作るのだ。

そこから生まれる、できることは2つだけ。浮かぶことと、破裂することだ。空中にとどまらせている同じガスが、皮膚が耐えられなくなるまで体を膨らませる。図鑑の説明も別々の表現で同じことを警告している。神経質になると毒性が増して膨らみ、暑い場所では前触れなく爆発することがある。

都市部にすみ、腐ったゴミのにおいに引き寄せられて、ゴミ捨て場のものを食べる。ゲームが公式に与えた分類は「どくガスポケモン」で、たとえ話を探す気すらない。

2段階の進化ラインの前半にあたる。最後に待っているのはマタドガスで、要するにドガースが2匹くっついた姿だ。

バトル分析

×2

弱点

じめんエスパー
×½

耐性

くさかくとうどくむしフェアリー

ドガース徹底解説

名前そのものが仕様書

日本語名のドガースは、毒ガスを意味する「どくガス」に由来する。言葉遊びも二重の意味もない。体内にあるものが、そのまま種族名になっている。英語名のKoffingは、近くを通った人をそうさせるcoughing、つまり「せき」の変形だ。フランス語名のSmogoとドイツ語名のSmogonはsmogから、中国語名の瓦斯彈はガスと爆弾を組み合わせている。5つの言語で、言っていることはまったく同じだ。

デザインには2つの見方がある。ひとつは浮かぶ機雷。球体で、あてもなく漂い、接触すると爆発する。もうひとつは顔のついた都市公害で、こちらのほうが図鑑の説明や、ゲームが設定した生息地にはよく合っている。元になった動物はいない。あるのは廃棄物だ。

いつも暑い場所に置かれる

マップ上での配置は、最初から一貫している。カントーではグレン島のポケモンやしき、ジョウトではやけたとうとロケットだんのアジト、ホウエンではほのおのぬけみち、シンオウではクリア後に行けるハードマウンテンに登場する。『ソード・シールド』ではワイルドエリアの乾燥した地域で姿を見せた。考え方は図鑑の説明と同じだ。暑くなるほど、ガスが増える。

『スカーレット・バイオレット』ではパルデアにいない。追加コンテンツのキタカミで、山の岩場に広がるエリアに出現するか、別のゲームから連れてくる必要がある。

『ソード・シールド』で変わったこと

7世代のあいだは、ふゆうを持つポケモンで、それだけだった。もうひとつの候補だったあくしゅうを使う人はいなかった。第8世代で、現在までドガースと進化後だけが持つかがくへんかガスが追加され、あくしゅうは隠れ特性の枠に移された。この世代で特性に手が入ったポケモンは、ドガースとマタドガスのカントーのすがただけだ。

もうひとつの変更は、ドガース自身ではなく、その先に影響するものだ。ガラルではレベル35に上げても、いつものマタドガスではなく、煙突のシルクハットをかぶったどく・フェアリータイプのマタドガスになる。同じ第1世代のポケモンが、どこでレベルを上げるかによって2つの行き先を持つことになった。

風船をどう使うか

まず、進化させるかを決める。遺伝技のねがいごとはレベル48、みちづれはレベル52で覚えるため、進化後より13レベル、17レベル遅い。これらをドガースのまま使いたいなら、Bボタンで進化を止め、マタドガスの種族値ではなく、種族値合計340のまま残りの冒険を進める必要がある。実際には、ほとんど割に合わない。

次に、何のために使うポケモンなのかを受け入れることだ。低いHPでいたみわけを使い、どくびしをまき、じばくを残しておけば、役割は具体的で短い。場に出て、相手の場に何かを残し、相手を1匹道連れにして退場する。分かりやすい比較対象はビリリダマだ。同じく球体が爆発する芸を使うが、あちらは先に動けて、待っているあいだにできることはない。ドガースは遅い代わりに、ビリリダマにはない耐性を持っている。

もう少し意外な比較対象はヤブクロンだ。20年若く、同じ発想を持っている。都市のゴミから生まれたどくタイプで、こちらも最後は爆発してターンを終える。2匹を並べると、このシリーズが公害をどう描いてきたか、その歴史が見えてくる。最初は笑う雲として、次は誰かが置き去りにした袋として。

ポケカのカード

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