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ヌケニンの公式イラスト

#0292

ヌケニン

Gen III

ぬけがらポケモン

むしゴースト

図鑑データ・X

ぬけがらが たましいを やどした。 せなかの すきまから のぞきこむと たましいを すわれてしまうらしい。

高さ
0.8 m
重さ
1.2 kg
基礎経験値
83
経験値タイプ
不安定
捕まえやすさ

45/255普通

なつき度

70/255

種族値

HP1こうげき90ぼうぎょ45すばやさ40とくぼう30とくこう30
HP
1
こうげき★
90
ぼうぎょ
45
すばやさ
40
とくぼう
30
とくこう
30

合計 236

低い

獲得努力値 +2 HP

実数値の範囲 (個体値 0–31・努力値 0–252・性格補正込み)

最小最大
HP11
こうげき85156
ぼうぎょ45106
すばやさ40101
とくぼう3190
とくこう3190
合計233544

ヌケニンとは

羽ばたかずに、ひらひらと飛びまわる。呼吸をせず、体をまったく動かさないうえ、図鑑の説明によれば、背中の穴から中をのぞいた者は魂を吸い取られるという。公式の分類は「ぬけがらポケモン」で、文字どおりに受け取ったほうがいい。これは飛び立った空っぽの抜け殻だ。

その抜け殻は *ツチニン* のもの。進化して *テッカニン* になると、セミが土から出てくるときのように古い皮を残していく。奇妙なのはそのあとだ。抜け殻は木にぶら下がったままにはならず、誰もボールを投げていないのに、捕獲済みの状態でモンスターボールの中に現れる。図鑑の説明も、やや戸惑ったように「ツチニンが進化すると、モンスターボールの中に突然現れる」と記している。

高さは80センチ、重さは1,2キロで、殻らしい軽さだ。頭上に浮かぶ輪は何にも固定されておらず、2枚の透明な羽も、役割を果たさないままそこにある。この進化系列で誰かの場所を奪ったり、誰かを押しのけたりすることはない。*テッカニン* は *ツチニン* をレベル20にすれば普通に進化する結果で、ヌケニン はその処理のあとに残るものだ。

バトル分析

×2

弱点

ほのおひこういわゴーストあく
×½

耐性

くさどくじめんむし
×0

無効

ノーマルかくとう

ヌケニン徹底解説

木に張りついた抜け殻

元になっているのは、日本では身近なものだ。セミが地中から出てくるときに残す、空洞の皮――木の幹に何週間も張りついたままになる、茶色くてもろく、背中が開いた抜け殻である。デザインはそれをほとんど飾らずに写しており、図鑑の説明が迷信に変えた背中の穴まで含まれている。

日本語名の[ヌケニン]は、「抜ける」――何かから抜け出す、脱皮する――の「ヌケ」と、忍者に由来する「ニン」を組み合わせたもの。英語名も shed と ninja で同じ仕組みを繰り返し、スペイン語名はそのままだ。

ふしぎなまもりのひび割れ

ふしぎなまもりを自然に持つ種はほかにいない。トレースやへんしんを使って、借りることしかできない。その穴の一覧は世代ごとに変わってきており、そこを見ればこのポケモンの本質がわかる。

第3世代と第4世代では、タイプなしのダメージがそのまま通った。しっぺがえし、みらいよち、はめつのねがいが、何の問題もなく入ったのだ。ほのおのキバも、当時のゲームのプログラムミスによって通っていた。第5世代以降はタイプなしのダメージが防がれるようになり、今も常に通るのはわるあがきだけだ。タイプを持つ技以外から受けるダメージ――やけど、どく、こんらん、反動、天候、場に出たときのわな――を防がない点は、最初から変わっていない。一撃必殺技と、相手の特性を無視する技も同様だ。

*ミカルゲ* と比べると、これが単なる耐性ではないことがわかりやすい。ゴースト・あくタイプの*ミカルゲ*は、タイプ相性表に弱点がひとつもない状態を2世代にわたって保っていたが、そこにフェアリータイプが加わった。そのあいだも、攻撃は普通に受け止めていた。こちらには受け止める余地がない。技が0になるか、1ダメージを受けてそのターンが終わるかのどちらかだ。中間が存在しないからこそ、攻撃とは関係のない数値ひとつで種全体が崩れる。

HP1はステータスではない

HPは通常の計算式では算出されない。ゲームはその処理を飛ばし、レベル、性格、個体値、育成に関係なく1を割り当てる。これは、命令によって固定されたステータスとして知られている唯一の例だ。影響はそこから積み重なる。道具や回復技には回復するものがなく、わざマシンの一覧にはねむるまであるのに、まったく活用できない。第8世代ではダイマックスの対象から除外された。

それ以外の能力欄は普通だ。攻撃90は、最終進化したポケモンの多くを上回っており、ゲーム側もそれを使う技を用意している。自力で覚える技では、レベル64で覚えるシャドーダイブが最も強い。わざマシンではシザークロス、むしのさざめき、ギガドレイン、あなをほる、はかいこうせんを覚える。どのデータも意味を変えない。隣にある1がすべてを打ち消し、育成も道具も性格も、その1を1点たりとも動かせないからだ。

ポケカのカード

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