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イトマルの公式イラスト

#0167

イトマル

Gen II

いとはきポケモン

むしどく

図鑑データ・X

ほそくて じょうぶな いとを はりめぐらして わなを しかけると えものが かかるのを ひたすらまつ。

高さ
0.5 m
重さ
8.5 kg
基礎経験値
50
経験値タイプ
速い
捕まえやすさ

255/255とても簡単

なつき度

70/255

種族値

HP40こうげき60ぼうぎょ40すばやさ30とくぼう40とくこう40
HP
40
こうげき★
60
ぼうぎょ
40
すばやさ
30
とくぼう
40
とくこう
40

合計 250

低い

獲得努力値 +1 こうげき

実数値の範囲 (個体値 0–31・努力値 0–252・性格補正込み)

最小最大
HP100147
こうげき58123
ぼうぎょ40101
すばやさ3190
とくぼう40101
とくこう40101
合計309663

イトマルとは

背中に顔が描かれている。自分の顔ではない。本当の顔は前側にあり、白い瞳孔、額の淡い色の角、赤い2本のあごを持つ。甲羅の顔は表情の変わる模様で、体長が半メートル、体重が8,5キロもある緑色のクモを見たとき、まず目に入るのはそれだ。

それ以外は、ほとんど動かない。図鑑の説明は何度も同じ場面を繰り返す――糸を張り、その上に陣取り、待つ。何日も同じ姿勢のまま、糸に何かが触れるまで場所を変えない。ここが森のほかの虫と決定的に違うところだ。張り巡らせた糸は第二の神経系のように働き、振動から何が落ちたのかを、見に行く前に察知する。牙の毒は危険なほどではなく、獲物を必要な時間だけ動けなくする。

いちばん好んで食べるのは アブリーで、図鑑が「極端な忍耐」と呼ぶほどじっと待ち続ける。糸には森の外での使い道もある。普通のロープより丈夫なため、魚ポケモンを捕まえる網をそれで作る漁師もいる。

公式の分類である「いとはきポケモン」が、その仕事ぶりを端的に表している。2匹からなる進化ラインの前半で、レベル22になると アリアドスへ進化し、そこで終わる。

バトル分析

×2

弱点

ほのおひこうエスパーいわ
×½

耐性

どくむしフェアリー
×¼

強い耐性

くさかくとう

イトマル徹底解説

背中で笑うクモ

デザインの元になっているのは、ありふれたクモではない。ハワイの「幸せ顔グモ」として知られる Theridion grallator で、個体によっては腹部の模様が笑顔に見える。そこにある細部を、ほぼそのまま甲羅へ移している。

英語名は、クモが糸を出す器官である spinneret と arachnid を組み合わせたもの。日本語名のイトマルは別の方向から来ている。糸の「糸」(ito)と、丸く張られた形を示す「丸」(maru)で、編むための器官ではなく、編んだ結果の形から名づけている。同じものを、2つの言語が別々の方法で呼んでいるわけだ。片方は器官としての糸、もう片方は完成した糸の形である。

1つのバージョン限定、そして長い不在

第2世代では、金と銀を分ける捕獲ポケモンの1匹だった。2番道路、30番道路、31番道路、37番道路に夜だけ出現し、金でしか手に入らない。銀では交換するか、タマゴをかえす必要があった。昼の枠をレディバが占めていたためで、クモとテントウムシの組み合わせは、当時のバージョン分けのなかでも特にわかりやすいものだった。

その後は長い不在が続く。『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』にも、『ポケットモンスター ソード・シールド』にも、『Pokémon LEGENDS アルセウス』にも登場しなかった。『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』では更新データ2.0.1以降に復帰し、『Pokémon LEGENDS Z-A』にも登場する。

進化ラインには、技のリストにも珍しい特徴が残っている。レベル51で覚えるどくいとは、この系統以外のポケモンは誰も覚えない。以前は、第5世代までクモのすが個性を示す技だった。

250の基礎ポイントを活かす

通常のプレイでは、何者なのかを受け入れれば、表の数字ほど扱いにくくはない。序盤はどくばりといとをはくで進み、レベル26のふいうちまで、本当に威力のある攻撃技はない。レベル33のミサイルばりは1発あたり威力25、レベル40のどくづきは威力80。レベル36のサイコキネシスはクモが使うと少し面白いが、とくこう40では珍しいだけで終わる。

アリアドスとの比較は直接的だ。基礎ポイントは400対250、こうげきは90対60で、特性は3つとも同じ。イトマルができることは、レベル22より前に存在できることを除けば、進化後がすべて上手くやる。ねばねばネットの設置役として見ると、競争相手はさらに厳しい。デンチュラはすばやさ108でネットを張り、ワナイダーはぼうぎょ92、とくぼう86を背負って場に出せる。すばやさ30、その他40のこのクモは、相手が許してくれたときにしかネットを張れない。

それでも、こいつだけの細部は残る。糸を第二の神経系として扱い、振動から獲物を判別できるという説明は、図鑑が動物の実際の感覚を説明する数少ない例だ。クモは本当にその方法を使うので、架空の能力を付け足しているわけではない。さらに、漁師がその糸で網を作るという情報によって、この種は森の中の存在にとどまらず、地域の経済のなかにも置かれている。

ポケカのカード

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