テラキオン徹底解説
イッシュ地方の伝説に登場する猛獣
テラキオンは、コバルオンやビリジオンとともに正義の三剣士を構成し、ケルディオは弟子として彼らに関わっている。そのデザインは、がっしりした体つきのウシ科動物であるターキンをもとにしているが、太い脚、大きな角、鉱物を思わせる特徴を持つ姿へと変えられている。ポケモン図鑑はその突進力を強調しており、ただ戦うだけでなく、道を切り開いたり、ほかのポケモンを守ったりする必要があれば建造物を倒す。
テラキオンの語源としては、「terracotta」と「takin」を組み合わせたものという説があり、さらにチャンピオンや戦士を思わせる意味も込められている。日本語ではテラキオン(テラキオン)と書き、英語やスペイン語で使われる名前とほぼ同じ形だ。そのため、焼き物の土と、シルエットの元になった動物とのつながりも保たれている。
イッシュ地方のアタッカーから後世代の格闘家へ
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』で登場した当初から、こうげきの高さ、十分なすばやさ、両タイプの技を使える点によって、明確な攻撃役としての個性を持っていた。覚える技は時代とともに変化している。過去の世代では、せいなるつるぎやストーンエッジを現在とは異なるレベルで覚え、後に置き換えられたり、習得方法が変わったりした技もあった。現在の構成には、10まんばりき、じならし、コーチング、はやてがえしといった手段が加わり、代表的な攻撃技も残されている。
フェアリータイプの登場によって、以前はなかった弱点が増え、防御面は悪化した。かくとう技を安全に連発することも難しくなっている。その一方で、後の世代ではカバー範囲や補助技が増え、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』ではテラスタルも利用できるようになった。
活かし方
最も直接的な型は、つるぎのまいにインファイト、ストーンエッジ、じしんを組み合わせるものだ。準備に1ターン使ったあと、相手はポケモンを失うか、別のポケモンに非常に強い一撃を受けさせるかを選ばされる。チームが序盤から圧力をかけたい場合は、つるぎのまいをステルスロックに替える。ちょうはつなら、相手の回復やステルスロック設置を妨害できる。
弱点を突かれる技の前に出すのは避けたい。防御性能はまずまずだが、みず、じめん、エスパー、はがね、フェアリーへの繰り出しを何度もこなせるほどではない。インファイトによる能力ダウンにも注意が必要で、使ったあとなら、より速い相手や先制技でとどめを刺されやすくなる。
先に攻撃される問題
テラキオンは、ゆっくりした交代やとんぼがえり、ボルトチェンジによって安全に場へ出せる、攻撃的なチームで最も力を発揮する。物理受けを削れる味方がいると仕事が大きく楽になる。耐久のあるポケモンは、特別に速くなくてもテラキオンの攻撃を止められるからだ。バレットパンチ、アクアジェット、マッハパンチといった先制技も、行動できる余地を狭める。
せいぎのこころは、あくタイプの技を読んだときに報いてくれるが、無効とは違う。攻撃を受ければこうげきが上がるものの、相手が別のタイプの技を使えば、テラキオンは弱点を抱えたまま場に出ただけになる。捕獲率3という数値は、戦闘の外でも、戦闘中に見せる頑丈さを表している。捕まえるには忍耐と慎重な準備が必要だ。