ポチエナ徹底解説
ホウエンを開くかみつき
ルビーとサファイアでは、最初に登場して実際に何かをする野生ポケモンだ。101ばんどうろのくさむらから現れてオダマキ博士を襲い、プレイヤーは博士を追い払うためにバッグから最初のポケモンを出さなければならない。パートナーを選ぶ前、ライバルとの最初の戦闘よりも前に、灰色のハイエナが科学者にかみついている。エメラルドでは出現場所が大きく増え、101ばんどうろから104ばんどうろ、110ばんどうろ、116ばんどうろ、117ばんどうろ、120ばんどうろ、121ばんどうろ、123ばんどうろ、さらにトウカのもりまで広がった。そのため、最初の画面にいたときのままの存在感で、ホウエンの半分ほどの道のりをプレイヤーについてくる。
アニメでもこの場面は繰り返された。複数のポチエナが「新たなる大地! 新たなる冒険!!」で初登場し、今度は集団で同じオダマキ博士を追いかけていた。
ポチとハイエナとマスク
英語名は、犬を意味するくだけた言い方のpoochと、hyenaをつないだものだ。日本語のポチエナも同じで、日本独自の材料を組み合わせている。ポチは日本で犬につける代表的な名前で、いわばトビーと呼ぶようなものだ。デザインの元になったのは、ドキュメンタリーに出てくるブチハイエナではなく、より小柄で灰色の毛を持つブチなしのハイエナの幼獣だ。黒いマスクは顔と喉を覆い、そのまま脚と腹へ伸びている。そのため、体は2色に分かれ、頭は仮面のように見える。
Bボタンを押し続けたときだけ見えるもの
レベル技のリストは44まで続くが、進化するのは18だ。その境目より下にある技――19のいばる、22のしっぺがえし、28のちょうはつ、31のかみくだく、34のあくび、36のとっしん、40のふいうち、44のじゃれつく――は、進化をキャンセルされたポチエナだけが覚えられる。18までに覚える技は、見た目ほど多くない。たいあたり、とおぼえ、すなかけ、10のかみつく、にらみつける、ほえる。威力60の攻撃技が1つと、状態異常ではない補助技が5つだ。
TMが穴の一部を埋めてくれる。イカサマは相手の攻撃を使ってダメージを計算するので、55という数値以上に強くなり、能力値に邪魔をされない唯一の攻撃技になる。3つのタイプの牙――ほのおのキバ、かみなりのキバ、こおりのキバは、どれも威力65――とサイコファングによって、あとでは維持できないほどの技範囲を得る。威力120のすてみタックルは、目にする数字としては最大だが、HP35では反動で残りの大部分を持っていかれる。
最初の道路の犬の席
どの世代でも、最初のくさむらには小型の哺乳類が配置され、たいていは2匹が組になっている。ポチエナはジグザグマと一緒に序盤の道路へ出現し、ジグザグマが拾いもの担当なら、こちらはかみつき担当だ。後の世代のポケモンとの違いは、ポチエナが登場した世代では、当時まだ新しかったタイプにも早い段階で触れられたことにある。あくタイプはゲームに登場してからまだ1世代しか経っておらず、ジョウトの特定の時期でしか出会えないデルビルのように、主に遅い段階で登場していた。101ばんどうろに置かれたのは、後の世代がそれぞれの序盤の動物で真似することになる判断で、そのなかにはクスネもいる。
図鑑の内容は変わっていない。基礎能力値は第3世代から一度も変わらず、動いたのは特性のリストだけだ。後の作品で、びびりが隠れ特性として追加された。