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ホエルオーの公式イラスト

#0321

ホエルオー

Gen III

うきくじらポケモン

みず

図鑑データ・X

おおきな からだを なみのうえで ジャンプさせ しょうげきを うみだし あいてを きぜつ させることがある。

高さ
14.5 m
重さ
398 kg
基礎経験値
175
経験値タイプ
変動
捕まえやすさ

60/255普通

なつき度

70/255

種族値

HP170こうげき90ぼうぎょ45すばやさ60とくぼう45とくこう90
HP★
170
こうげき
90
ぼうぎょ
45
すばやさ
60
とくぼう
45
とくこう
90

合計 500

高い

獲得努力値 +2 HP

実数値の範囲 (個体値 0–31・努力値 0–252・性格補正込み)

最小最大
HP230277
こうげき85156
ぼうぎょ45106
すばやさ58123
とくぼう45106
とくこう85156
合計548924

ホエルオーとは

2002年に登場したホウエン地方は陸地より海のほうが多く、第三世代はそこを何かで埋める必要があった。その答えをいちばん文字どおりにしたのがホエルオーだ。体積以外のものをすべて削ぎ落としたようなシロナガスクジラである。全長14,5メートル、体重398キロという数字は現実のクジラとはまったく釣り合わない――同じ大きさなら数十トンはあるはずだ。公式の分類「うきくじらポケモン」も、その事実を認めている。

図鑑の説明は2つの点を繰り返し強調する。1つ目は群れでの狩りだ。口を開けたまま泳いで入ってきたものを濾し取り、複数の個体が連携して跳び上がり、水面を叩いて獲物を追い込む。アローラ地方では、*ヨワシ*の群れを丸ごとひと口で飲み込むことさえある。2つ目は深さだ。3000メートルまで息を止めていられるというもので、頭のてっぺんに呼吸孔が2つある表層性の動物としては、こちらのほうが図鑑の中でもっとも信じがたい。

観光について書かれた図鑑説明もある。ホエルオーを観察できる海岸の名所は、観光客を呼んで金を動かすらしい。戦う生き物についての説明としては、かなり珍しい。

2匹だけの進化ラインで締めくくられる。*ホエルコ*は、目のついたビーチボールのような姿からレベル40でこれになり、そこで終わりだ。3段階目も別のフォルムもない。

バトル分析

×2

弱点

でんきくさ
×½

耐性

ほのおみずこおりはがね

ホエルオー徹底解説

幼体から王へ

日本語名は、1音節を変えるだけで進化ライン全体を語っている。ホエルコは英語のwhaleに「子」を意味するkoを足したものだ。ホエルオーはその語尾を王のōに置き換えている。英語でも別の言葉遊びがあり、Wailordの中にはクジラを意味するwhaleが入っているが、綴りは「泣きわめく」のwailで、そこにlordを足している。スペイン語は何も訳さず、第三世代の大半と同じように英語形をそのまま使っている。

モデルはシロナガスクジラで、デザインは細部を思い切って省いている。頭のてっぺんにある2つの呼吸孔、ヒゲクジラの喉に走る溝、小さな目。それだけだ。目を引くのは体重計である。14,5メートルで398キロでは、導かれる密度は動物のものではなく浮き輪のものだ。獲物を追い立てるために跳び上がり、水面へ落ちて下にいる相手をKOするという図鑑説明とも噛み合っている。その質量の本物の体なら、跳ね返ることはない。

おふれのせきしつの鍵

ホウエン地方におけるホエルオーのもっとも印象的な役割は、戦いとは関係がない。ポケットモンスター ルビー・サファイア・エメラルドでは、*ジーランス*と一緒に手持ちに入れておくと、おふれのせきしつを開けられる。そこが3体のレジ系へ進む前提になる。ゲーム中でもっとも大きな種族と、もっとも古い種族の1つとして選ばれた2種類であり、この2匹がいなければ寄り道コンテンツは閉じたままだ。別のことを起こすために、特定のポケモンを捕まえるよう求められるのは、シリーズでも数少ない例である。

それ以外では、移動要員としての地味な仕事がある。レベル30でダイビングを覚え、わざマシンでなみのり、かいりき、たきのぼりを使えるため、ホウエンの海を移動したいパーティはだいたい1匹を連れ歩くことになる。フィールド技に使う枠がどうせ必要なら、その枠を埋めるポケモンとして採用できるぶん、手持ちを圧迫する痛みは少ない。

しおふきにはすでに持ち主がいた

種族を代表する技は、専用技ではない。*カイオーガ*もレベル90で覚え、特攻150から放ち、場に出た瞬間にあめふらしで雨まで降らせる。ホエルオーは特攻90で同じ技にたどり着くが、威力を引き上げる特性は何もない。同じ世代のクジラが2種類いて、どちらが本気の存在なのかはゲームがはっきり示している。

それでも特殊方面には自分だけの居場所がある。レベル44のドわすれは特防を一度に2段階上げ、レベル39のねむるは全回復する。HP170を背負ったホエルオーがこの2つを連続で使えれば、特防45という基礎値から受ける印象よりは特殊技に耐えられる。物理には対処法がない。じしん、のしかかり、攻撃がまともな技なら何でも、その45を正面から貫くし、技リストにも防御を上げる手段はない。

最後に、初期技にも小さな特徴がある。レベル1で、まったく何もしない技はねると、相手をみずタイプに変えるみずびたしを覚えている。ゲーム中最大のクジラは、役に立たない2つの技となきごえでキャリアを始める。

ポケカのカード

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